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クレジットカードのセキュリティ


クレジットカードについてもっとも重要なことの一つとして挙げられるのが、カードの“セキュリティ”です。最近ではクレジットカードによる、スキミングなどの犯罪が多発し、クレジットカードのセキュリティに関する問題がニュースなどでも大きく取り上げられるようになりました。このようなカード犯罪が起こる原因の一つには、数十年前の技術である、磁気を利用したカード(磁気ストライプカード)を未だに発行、利用していることが大きな要因として挙げられます。

磁気ストライプのカードは、製造コストが安く、物理的に曲げや圧力に強いという利点を持っていますが、磁界に弱く、記憶容量やセキュリティに限界があるという難点が存在します。カード会社からしてみれば、カード発行に掛かるコストをできるだけ安くしたいと考えると、必然的に磁気ストライプカードを採用するわけです。

一方、セキュリティが強く、徐々に普及しつつあるIC付きクレジットカードですが、あの小さな金属チップには、CPUとメモリが内蔵されており、磁気ストライプ以上のセキュリティと高記憶容量を持っています。そうしたことから、ICチップでは、様々な多目的利用(ポイント情報の記憶など)をすることが可能になっています。また、IC付きクレジットカードは、磁気ストライプカードに比べて製造単価が数倍高価ということもあり、IC付きクレジットカード化への対応は、各カード会社の方針によりばらばらです。

比較的対応が早かったのは、三井住友カードやUFJカードなどの銀行系カードです。さすが銀行系というだけあって、セキュリティの意識も強く、現在、これらのカード会社が発行するカードについては、ほぼすべてのカードがIC付きクレジットカードとなっています。特に、三井住友カードに至っては裏面に持ち主の写真を載せるなどして、独自にセキュリティを強化をしているようです。

今までクレジットカードを選ぶ際の基準は、ポイントサービスに重点しがちでしたが、今後はこうした、セキュリティに配したクレジットカード選びという選択肢もでてくるかもしれません。

実際に、IC付きクレジットカードは、すでにヨーロッパなどでは普及しており、犯罪の抑止に大いに効果を上げているということです。今後のカード選びは、このようなクレジットカード自体のセキュリティや、カード会社のセキュリティ方針にも注目するべきだと言えるでしょう。

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